パスポートの申請や更新に関する手続きは基本的に全国共通です。
当ブログでは東京都の場合について説明しています。
・パスポート申請に必要な書類とは
・未成年者が申請する場合の方法
・申請の受付時間
・パスポートを更新する場合の書類や申請方法
東京都でパスポートを申請する場所
各種申請書をもらったり提出したり、またパスポートのを受け取る場所は下記の場所です。
都内には4ヶ所あります。
新宿旅券窓口
新宿区西新宿2-8-1
都庁都民広場地下1階
有楽町旅券窓口
千代田区有楽町2-10-1
東京交通会館2階
JR有楽町駅前にある交通会館の中にあります。
池袋旅券窓口
豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティ内
ワールドインポートマート5階
立川旅券窓口
立川市曙町2-1-1
ルミネ立川店9階
旅券窓口の営業時間
パスポートの申請と受取で曜日に若干の違いがあります。
パスポート申請の受付時間
月曜日~水曜日・・・9:00~19:00
木曜日・金曜日・・・9:00~17:00
土日は申請受付はしていません。
パスポートを受け取る場合の営業時間
月曜日~水曜日・・・9:00~19:00
木曜日・金曜日・・・9:00~17:00
日曜日・・・9:00~17:00
いずれの場合も土曜日・祝日・年末年始(12/29~1/3)は休みになります。
パスポートの申請に必要な書類は何?
パスポートを申請する場合は下記の書類が必要になります。
一般旅券発給申請書
申請書は上記の旅券窓口でもらえます。
パスポートには5年用と10年用があり、申請書も別れています。
間違えないように窓口でどちらのパスポートを申請するのかを伝えてください。
戸籍抄本または戸籍謄本
申請日前6か月以内に発行されたものである必要があります
パスポート用の写真
写真が1枚必要です。
パスポート用の写真にはキチッとしたサイズの指定があります。
自宅や証明写真ボックスでは上手に撮影できない可能性があります。
ですので料金は多少高いですが、写真屋さんに行って撮ってもらうのが確実です。
「パスポート用の写真と撮ってもらいたい」とだけ伝えれば、キッチリ規格どおりに仕上げてくれます。
本人確認のための書類
必ず有効な原本を申請の際に提示しなければならず、コピーではダメです。
書類によっては1点で良い場合と2点必要な場合があります
1点で良い書類
運転免許証・個人番号カード(マイナンバーカード)・写真付の住基カード・船員手帳・宅地建物取引士証・身体障害者手帳
2点必要な場合
書類Aと書類Bのそれぞれ1点ずつ、または書類Aから2点
書類A
健康保険被保険者証・国民健康保険被保険者証・船員保険被保険者証
介護保険被保険者証・共済組合員証・後期高齢者医療被保険者証
国民年金手帳・国民年金証書・厚生年金保険年金証書・船員保険年金証書
共済年金証書・恩給証書・印鑑登録証明書と実印
書類B
学生証・会社等の身分証明書・公の機関が発行した資格証明書(いずれも写真付きのもの)
必要書類を提出し申請します
必要な書類を揃えたら、都内4箇所にある窓口に提出します。
窓口では
必要な書類が揃っているか
書類に不備はないか
などをチェックし、問題がなければパスポートを受け取る場合についての説明を受けます。
そして「旅券引換書」という書類を渡されます。
この「旅券引換書」はパスポートの交付を受ける時に必要ですので無くさないように注意してくださいね。
(仮に無くしても再発行されます)
申請する人が未成年者の場合
未成年の人がパスポートを申請する場合、必要な書類は上記と同じですが、申請書の裏面にある「法定代理人署名欄」に法定代理人(通常は親です)の署名が必要です。
親が遠い所に住んでいる場合(例えば進学や就職で上京してきた場合など)で署名ができない場合は、「旅券申請同意書」という書類を提出してください。
「旅券申請同意書」は旅券の窓口でもらえます。
パスポートを受け取る場合
パスポートを受け取れる人は
パスポートを受け取ることができるのは申請した本人(パスポートの名義人)だけです。
本人が窓口に出向いて受け取ることになります。
※赤ちゃんがパスポートの発行を受ける場合であっても窓口に連れて行かなければ発行されませんので注意してください。
パスポートはどこで受け取るの?
パスポートを受け取るのは、申請書を提出した窓口のみです。
※都庁で申請書を提出し、有楽町で受け取ることはできません。
必ず申請書を提出した窓口に行ってください。
パスポートを受け取る事ができる期間は?
パスポートは発行した日から6ヶ月以内に受け取ってください。
6ヶ月を越えてしまうと、そのパスポートは失効してしまいます。
パスポートの受取に必要なものとは?
パスポートを受け取る時に必要なものは下記のとおりです。
旅券引換書
申請の時に窓口でもらう書類です。
※この引換書がないとパスポートを受け取ることができません。
もし紛失した場合は本人を確認できる運転免許証や健康保険証などを提示して再発行を受けてください。
手数料
手数料は申請するパスポートの種類によって異なります。
10年間有効の場合・・・・・16000円
12歳以上で5年間有効の場合・・・11000円
12歳未満で5年間有効の場合・・・6000円
※手数料の納付は、窓口の近くに収入印紙を取り扱う窓口がありますので、そこで納付してください。
パスポートの更新の方法
パスポートの更新には
「有効なパスポートを持っている」場合と
「期限切れのパスポートを持っている」場合で異なります。
有効なパスポートを持っている場合
有効なパスポートを持っている場合は、現在のパスポートを返納して新たなパスポートを受け取ることになります。
パスポート番号は変わりますし、新しいパスポートを受け取るまでは渡航することができませんので注意してください。
申請できる人
1.パスポートの残存有効期間が1年未満となった
2.パスポートの査証欄が少なくなった
3パスポートを損傷した
4.ICではないものからICパスポートに切り替える
5.パスポートの市名、本籍の都道府県が変更になった
必要書類は?
・一般旅券発給申請書
・パスポート用の写真
・有効なパスポート(現在所有のパスポート)
※このパスポートに「無効印」が押されて、新たなパスポートをもらう時に返してもらえます
期限切れのパスポートを持っている場合
必要書類は?
・一般旅券発給申請書
・戸籍抄本または戸籍謄本
・パスポート用の写真
・本人確認のための書類
・期限切れのパスポート