・郵便料金の改定について(2017年6月より)
・速達郵便の出し方
郵便料金って細かくて分かりにくいですよね。
そこでわかりやすいように、はがき、封筒(定形内・定形外)の料金体系と、それぞれ速達を利用した場合の料金を一覧にしてみました。
また2017年6月に郵便料金の改定が行われます。
新料金体系についてもお伝えします。
速達郵便の出し方ですが、以前とはちょっとだけ異なっています。
知らないと恥ずかしいのでばっちり覚えておきましょう
(※といっても超カンタンです)
郵便料金の一覧
はがきの場合
1枚52円(速達の場合は+280円で332円)
往復はがきは104円(速達の場合、送るだけなら+280円で384円)
封筒の場合
封書で扱われるにはサイズが決まっています。
且つ
長辺 + 短辺 + 厚さの合計が90cmまでで
重量が4kg以内
定形郵便物
重量 | 普通郵便料金 | 速達郵便料金 |
25g以内 | 82円 | 362円 |
50g以内 | 92円 | 372円 |
定形外郵便
重量 | 普通郵便料金 | 速達郵便料金 |
50g以内 | 120円 | 400円 |
100g以内 | 140円 | 420円 |
150g以内 | 205円 | 485円 |
250g以内 | 250円 | 530円 |
500g以内 | 400円 | 780円 |
1kg以内 | 600円 | 980円 |
2kg以内 | 870円 | 1520円 |
4kg以内 | 1180円 | 1830円 |
郵便料金の改定について
今年、郵便料金が値上げされることになりました。
これは1994年以来23年ぶりのことです。
また封書に関しては、従来のサイズを見直し、新規格での料金体系が始まります。
これも非常に分かりにくいため一覧表にしてみました。
郵便料金の改定の実施時期:2017年6月から
はがきの場合
1枚62円(10円の値上げになります)
往復はがきは124円
注意
年賀はがきに関しては値上げしないで52円に据え置かれます。
封書の場合
封書の場合は少し複雑になります。
まず、従来の上限サイズを廃止して新たな「新規格」のサイズを採用します。
そしてそのサイズ内なのかサイズ外なのかで料金体系が異なってくるというものです。
新規格のサイズとは?
短辺が25cm以内
厚さが3cm以内で、重量が1kg以内
※封筒のサイズで言うと、「角型2号」が目安です。
角型2号は、A4サイズの書類が入る、一番使われている封筒ですね。
上記サイズ内のものは「規格内」
それを超えるサイズのものは「規格外」となり
それぞれ重量によってサイズが異なります。
重量 | 「規格内」料金 | 「規格外」料金 |
50gまで | 120円 | 200円 |
50g超 100gまで | 140円 | 220円 |
100g超 150gまで | 205円 | 290円 |
150g超 250gまで | 250円 | 340円 |
250g超 500gまで | 380円 | 500円 |
500g超 1kgまで | 570円 | 700円 |
1kg超 2kgまで | 取扱しない | 1020円 |
1kg超 4kgまで | 取扱しない | 1330円 |
このように見てみますと
「新規格」のサイズ内ですと
250gまでは現行と変わりませんが
250gを超えると若干安くなります。
一方で、「新規格」のサイズを超えてしまうと
全体的に高くなっています。
今まで定形外でも小さめのサイズを出していた人にとっては変わらないか若干安くなりますが、大きな封筒を出す場合は値上げとなります。
先程も述べましたが、新規格のサイズは「角型2号」というA4の書類が入る大きさが基準です。
最も使われる封筒サイズですし、個人で送る場合もこれを超える事はそれほどないでしょう。
ただ、小包に関しては厚さが3センチを越えてしまうとかなりの値上げになってしまいますね。
500gを超えるようでしたら宅配便を検討してみてもよろしいかと思います。
速達郵便の出し方
赤い文字で「速達」と書く必要が無くなりました
速達で郵便を出す時、
のように「速達」用のスタンプを押したり、 赤い文字で書いたりしましたが、今はそんな事をする必要がなくなりました。
今は、
縦長の郵便物の場合は
表面の右上部に
横長の郵便物の場合は右側部に
「赤い線」を表示すればOKになりました。
これって意外と知らない人が多いですので自慢しちゃいましょう!!
差し出す場所は?
郵便局の窓口に差し出すか、ポストに投函すれば大丈夫です。